猫砂を選ぶときに一番気にしている点はなんですか?
固まりやすさ?処理のしやすさ?
飼い主のライフスタイルによっていろんな考え方があると思います。
私の場合は、トイレの臭いを抑えてくれること。消臭力です。
消臭に一番効果のある猫砂は一体どれだろうかと色々試した結果、行き着いたのが木の猫砂でした。
今回は、木から作られた猫砂について紹介していきたいと思います。
目次
木の猫砂の種類
木で作られた猫砂には、固まるタイプと固まらないタイプがあります。
固まるタイプは一般的なトイレトレーに入れて使うタイプで、猫さんがおしっこをしたら、木の砂同士がひっついておしっこ球になります。それを飼い主が拾って捨てるといったものですね。
一方固まらないタイプは、主にシステムトイレで使用するもので、猫さんのおしっこは木の猫砂にかかりますが、そのまますのこの下に落ちトイレシーツが吸収するタイプですね。
どちらのトイレを選んでも一長一短ありますので、猫さんや飼い主さんの好みやライフスタイルに合わせて選んでみてはいかがでしょうか。
消臭力について
私が木の猫砂を使うのは、ズバリ消臭力に優れていると実感するからです。
私のように賃貸の比較的狭い部屋で猫さんと一緒に暮らしていると、どうしても人間の生活エリアに猫さんのおトイレをおくことになります。
そうなると、正直、臭うんですよね…。。。
実家は一軒家だったので、猫さんがいたときは玄関の土間に猫さんのトイレを置いていました。玄関においていると、リビングまでトイレ臭が臭ってくることはありませんでしたので、猫さんのトイレの臭いなど気にしたことはありませんでしたね。
しかし、実家を離れて都心の賃貸マンションに猫さんと一緒に暮らす様になると、猫さんのトイレの置き場所を確保すること自体なかなか困難です。
実家の様に玄関におくほど玄関は広くないし、ふいに玄関が空いてしまって脱走しても困ります。
廊下も猫さんのトイレを置くほど幅に余裕はないです。
結果的に、私の寝室に猫さんのトイレを設置することに…。
寝室でトイレが臭うって結構ストレスになるんですよね。。。
始めは紙の猫砂を使っていたのですが、猫さんのトイレの臭いで目が覚めることとかもありました。
これは一緒に暮らす人間の方が落ち着かない…!しかし、猫トイレの場所を移動させる場所もない!ってことで、トイレの臭いを抑えることで解決できないかと思ったわけです。
猫さんによっては、トイレが臭いと、もうトイレしたくないって思っちゃう子や、トイレ以外の場所でおしっこやうんちをしてしまう子もいるみたいなので、猫さんにとってもトイレのにおい問題は解決してあげたほうがいいですね。
紙の猫砂に比べて、木の猫砂は砂自体にほのかに木の香がついているので少しは猫さんのおしっこ特有のツンとした臭いは和らげてくれます。
人工的に作られた素材ではなく、ひのきなどの木材を素材として作っている猫砂にはフィトンチッドが効果は期待できます。
フィトンチッドは植物が傷つけられた際に放出する、殺菌力を持つ揮発性物質のことだそうです。
このフィトンチッドの効果で、おしっこやうんちを多少殺菌してくれているから、臭いも抑えることができているのですね!
ちなみにうちの母親が、猫さんのトイレの臭いを消してしまうと、猫さんがどこがトイレかわからなくなるのでは?と心配していましたが、そのへんは大丈夫な様です。
おそらく猫さんは砂の上で用を足すという習性が強いので、砂があればトイレだとちゃんと認識してくれるみたいですね。
システムトイレと一緒に使う
うちのサスケの場合、固まる砂だとおしっこのたびにおしっこ球を取らないと、次のうんちやおしっこを同じトイレでしたくない子なので、おしっこを固めないシステムトイレに変更しました。
システムに変更して、砂の素材を木の砂に、トイレシーツを消臭力の優れたシーツにしてあげることで更に臭いを抑えることができています。
というか、おしっこならばもはや全然臭わないレベルです。
うんちは多少臭います。しかもサスケは砂かけが下手なときがあって、うんちに全然砂がかかってないとめっちゃい臭います^^;
それでもおしっこのツン臭がなくなっただけでも、人間的にはかなりスレとレスは減りますね。
飼い主なんだから、猫のおしっこの臭いくらい我慢しろと言われそうですが、猫のトイレ臭は人間の衣服や髪の毛などにも染み付きますので、人間が仕事やらで外に出たときに、他人に臭いで迷惑をかけてしまうこともあります。
最近ではスメルハラスメントとか言われることもありますし。
なので、トイレ臭のケアは猫さんはもちろん、人間にとっても大事かなと思っています。
崩れるタイプ
システムトイレの木の猫砂を選ぶときに、おしっこがかかると崩れてすのこの下に落ちるタイプの猫砂があります。
個人的にはこの崩れるタイプは使いづらいし、おすすめできないですね。
おしっこがかかると崩れ始め、猫さんが砂をかき混ぜるときにはすでにボロボロとおが屑状になっていきます。
このおが屑がトイレに溜まっていかないようにすのこに落とすのもなかなか手間です。
そして何より、ペットシーツに吸い込まれた猫さんのおしっこの状況を確認できないのが一番嫌ですね。
猫さんのおしっこは、健康状態のバロメータのようなもので、量やおしっこの色などで体調不良をいち早く見つけてあげることもできます。
その確認がおが屑によってできないというのは、私にとってはかなりのデメリットだなを感じています。
まとめ
私は猫砂に消臭力を求めていますので、木の猫砂を使っていますが、飼い主のライフスタイルによって猫砂に求めるものは変わってくるのではないかと思います。
崩れる砂の件についても、崩れることにメリットを感じている方もいると思うので、一概に悪い砂だとは思いません。私には合いませんでしたという個人の意見ですのであしからず^^;
猫さんのトイレの臭いにお悩みの方にとって、少しでも猫砂選びの参考になっていれば幸いです。