猫さんが一番おトイレしやすいトイレって、いったいどんなトイレでしょうか。
例えば、猫さんがトイレに入って用を足す準備をするときに、なんとなく足場が悪くて「うーん」と言いながらトイレから出てしまった、なんてことはありませんか?
トイレの居心地が悪いと、落ち着いて用が足せないのは人間も同じことですね。
そんな問題を、鉱物系の猫砂は解決してくれるかもしれません。
今回は、猫さんが落ち着いておトイレ出来るようになる?鉱物系の猫砂についてご紹介していきます。
目次
自然の砂に一番近い踏み心地
自然界で暮らす猫さんのトイレは、お家のようにトイレトレイがあってそこにするわけではありません。当たり前ですが^^;
自然界では、砂場を探してそこに用を足すんですね。
私たちが購入するような紙の猫砂のように石を模したような砂場でも、木のチップがいっぱいあるような砂場ではなく、いわゆる公園の砂場のような普通の砂の上におしっこやうんちをします。
そんな砂の上が猫さんの本能的には一番落ち着いて用を足せるというわけです。
私たちが購入できる猫砂の中で一番自然界の砂場に近い砂が、鉱物系といわれる猫砂の種類になります。
猫さんは家猫として人間と一緒に暮らすようになって、私たち日本人が洋式トイレに慣れていったように、紙砂や木の猫砂におトイレをすることが当たり前になっていますが、本能ではしっかりと砂をかけられる普通の砂にトイレしたいと思うものなんですね。
私はもう和式でトイレするのが結構つらいですが^^;
鉱物のパワー
鉱物系の猫砂は、おしっこをがっちり固めてくれます。それはもうカチカチに。
それゆえ飼い主はとってもお掃除がしやすいです。
また砂の中に消臭剤を入れて作られているものも多いので消臭力も評価が高いものが多いですね。
猫さんも、一度鉱物系の猫砂を使ったらそれ以外使わなくなったなんて子もいたりして、人間にとっても猫さんにとっても人気の猫砂の種類の一つです。
鉱物系猫砂のデメリット
そんな人気の猫砂ですが、デメリットはないのでしょうか。。。
重い
鉱物系の猫砂は小石の粒がコメ袋に入っていると考えてもらったらいいくらい、とっても重たいです…。
ホームセンターで買ってくると、部屋に入れるまででもかなりの重労働になります。
通販で買ったとしても、配達員の方に気を使いますし、玄関から部屋にもって入るだけでも腰が痛くなる可能性があります^^;
捨てにくい
鉱物系の猫砂はおしっこを含むとがっちり固まって、石のようになります。
そしてもちろん鉱物でできていますので、燃えません。
つまり燃えるゴミ(普通ごみ)で気軽に捨てられないんですね。
その他のごみとなると、私の住んでいるところは1週間に1回しか捨てるチャンスがないです。
つまり捨て逃したら、また1週間分のトイレごみがたまっていく…。
トイレで使用しているときの消臭力は素晴らしくても、ゴミに出すまで溜めていくと、正直臭いますーー;
ちゃんとゴミ出せばいいのですが、忘れるときもありますよね、人間だもの。
埃が立つ
鉱物系の猫砂をトイレトレイに勢いよく入れると、砂ぼこりが立ちます。
鼻の弱い猫さんや飼い主さんが思いっきり吸い込んでしまうとくしゃみを連発する可能性がありますね。
鉱物系の猫砂は、おしっこをしたらかなりがっちり固まるのであまり吸い込みたくはないですね。。。
粉塵を吸い込むことによって肺に影響を及ぼし、最悪の場合病気を患ってしまうとの論文も発表されているようです。
私もちゃんと論文を呼んだわけではありませんが、ちょっと怖いですね。。。
散らかる
鉱物系の猫砂は非常に細かい砂なので、トイレから出てくる猫さんの肉球に挟まって、トイレの外に出てきてしまって散らばることが多々あります。
これは飼い主的にはめんどくさいです。。。
正直木の猫砂でもたまにトイレから飛び出して散らかっているのをかたずけるのがめんどくさい私は、鉱物系を使ったときは発狂しそうになりました^^;踏んでジャリジャリするのもヤですしね。。。
一緒に使うと快適になるマット
そんな飛び出し砂は、トイレの入り口にマットを置いてあげることで解決はできます。
毛足の長いマットや人口芝のマッドなどは鉱物系の細かい砂もキャッチしてくれて散らばりを防いでくれますよ!
まとめ
個人的には、消臭力はとってもいいんだけども、その他のことが手間かかりすぎなので、しばらく鉱物系は使っていません。
もし猫さんのトイレの回数が少なくて泌尿器の心配をしていたりする飼い主さんにはピッタリかと思いますが、砂ぼこりを吸い込んだ時の影響なども気になりますし、我が家ではレギュラーで使うことはないかなという結論に至ります。