猫さんにご飯をあげる時間を決めていますか?
大体人間がご飯を食べる時間に合わせて…という方も多いのではないでしょうか。
我が家では、特に決めていなかったのですが、暮らしと共に段々決まってきました。
でも果たして今あげている時間で本当にいいのだろうかと不安になることもありますよね。
今回は、猫さんにご飯をあげる時間について、決めた方がいいのか決めなくてもいいのか、1日に何回あげたらいいのかなどについて紹介したいと思います。
目次
猫さんのご飯の時間は何時?
我が家では基本的に、朝ごはんも夜ご飯も人間の食事をする時間に合わせています。
なので、朝は大体6:30くらい、夜は大体19:00前後くらいです。
あくまでも大体なので、私が寝坊して朝7時を回るときもあれば、残業で少し帰宅が遅くなって20:00くらいになることもあります。
厳密に「何時にあげなくては!」と決めてしまう必要はないです。
飼い主のライフスタイルに合わせてあげる時間やタイミングは決めてあげればいいですね。
ただ、猫さんによってはあまりにも空腹の時間が長いと吐いちゃったり、次の食事を一気に食べ過ぎて吐いちゃったりする可能性があるので、その辺は猫さんの個性に合わせて気をつけてあげて下さいね。
どうしても仕事の都合で帰宅時間が不規則になってしまうがちな飼い主さんは、タイマー付きの自動給餌器や、家の外からでもご飯をあげることができる自動給餌器を使ってみるというのも手です。
これがあれば、多少夜帰るのが遅くなっても猫さんがお腹が空き過ぎて吐いちゃったりなどは回避できます。
参考:スマホで操作できる自動給餌器・カリカリマシーンSPを最安値で買うにはどこがいい?
1日に何回ご飯をあげる?
基本的には1日2回朝晩の食事でよいでしょう。
逆に注意しておきたいのは与える回数よりも、与える量ですね。
キャットフードのパッケージの裏などに記載されている一日の給餌量(1日に与える量)をしっかり守って与えてください。
少なすぎると栄養が足りなくなる場合がありますし、多すぎると肥満の原因にもなります。
また、最近は猫さん用のおやつも多く世の中に出てきました。ちゅ~るは大ヒットして、CMのようにうれしそうに食べてくれる姿を見たいからついついあげ過ぎてしまいます。
そこで気をつけてほしいのが、カロリーです。
キャットフードのパッケージの裏に書いてある1日の給餌量は、猫さんの体重に合わせて1日に摂取すべきカロリーをキャットフードのみで賄える量を記載しています。
そしてちゅ~るなどのおやつにももちろんカロリーはあります。
なので、いつも通りのご飯をあげて、さらにおやつをあげるとカロリーオーバーになるわけですね。デブ猫まっしぐらになってしまいます。
おやつをあげるときは、1日2回のご飯から少しキャットフードを減らすなどしてカロリーを調整してあげましょう。
参考:デブ猫のダイエット、成功の秘訣。普段の生活でできる工夫を伝授!
置き餌ってどうなの?
猫さんは、ご飯の時間になってお皿にキャットフードを入れて与えても、一度にすべて食べきらないことがほとんどです。
猫さんは本来、ネズミや小動物を捕まえて自分の縄張りに持って帰り少しずつ食べる習性があります。
そんな野生のころの習性がイエネコとなった今でも残ってるんですね。
朝ごはんのキャットフードを出してあげても、1回で1口2口しか食べないので、そのまま仕事に行く時間になり、ご飯を下げるのはかわいそうだからそのままご飯を置いて仕事に行ったりしていませんか?
私もかつてはそうでしたが、今は置き餌はやめました。その理由を説明しますね。
おしっこの問題
サスケは一度膀胱炎になっています。
原因の可能性はいろいろあってストレスとか、冬だからトイレに行くのが億劫だったとかあるのですが、その1つに「置き餌をしていたから」というのも考えられます。
置き餌をしていると、猫さんのタイミングでご飯を食べることができるので、ちょこちょこだらだら長時間にかけて食べ続けることになります。
猫さんはご飯を食べた後におしっこが酸性からアルカリ性に寄る傾向があるといわれています。
だらだら食べ続けることで尿がアルカリ性になっている時間が長いと、膀胱炎や尿路結石などの泌尿器疾患に罹患するリスクが高まってしまいます。
膀胱炎は一度なったら癖になると人間でも言いますので、今では置き餌をするのをやめるようにしました。
朝、少ししか食べなくても、心を鬼にしてご飯を下げるようにしています><
フードの酸化
単純にキャットフードをお皿の上に出して半日ほど放置している状況なので、当然傷んできます。
お部屋の気温やキャットフードの質にもよりますが、夏場だったり完全無添加防腐剤不使用のものだと余計に傷むのは早いです。
傷んだご飯を食べさせるのは、嫌ですよね…。
置き餌をしないためには
どうしても1回に食べるご飯の量が少なく置き餌をせざるを得ない場合は、少し量を減らして置いてあげてください。
できるだけ早く食べきれる量にしてあげると残った量を放置して傷ませることもなく済みます。
朝を少なめにしてた場合は夜を少し多めにして1日の摂取カロリーを調整してあげましょう。
この時におやつやウェットフードを使ったりして、ご飯の量をカサ増ししてあげると、猫さんもご飯に関しては満足してくれるでしょう。
ご飯のタイミングをコントロールしてあげよう
食いしん坊の猫さんや大食いの猫さんは、飼い主さんに「もっとご飯くれ!」と訴えかけてくる子もいます。
可愛い我が猫にそんなことされたら、ついついご飯を追加してあげたり、おやつを少し上げてしまったりしてしまいます。
しかし、それでは肥満になってデブ猫まっぐらになったり、上にも書いたように、尿がアルカリ性に傾き、尿路疾患のリスクが高まります。
そうならないためにも、ある程度ざっくりご飯のタイミングを決めておいた方が無難です。
単純に時間を決めておくなら、
- 朝ごはん:6時から8時の間に、1日の給餌量の半分をあたえる。
- 夜ごはん:18時から20時の間に、1日の給餌量の半分をあたえる。
と決めておいてもいいかもしれません。
もし、決めた時間に帰宅できない場合は、自動給餌器などの便利アイテムを使って猫さんにご飯をあげられるように工夫しておくと安心ですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
猫さんのご飯をあげる時間の目安はつきましたか?
あまり厳密にきっちり決めてしまうと、飼い主さんのストレスになりかねません。
猫さんのごはんが気が気でなくて、仕事の効率が落ちるとさらに残業が長引き、さらに帰宅も遅れますからね。。。
ざっくりと飼い主&猫さんのライフスタイルに合ったごはんのタイミングをつかんでペースを作っていくとよいと思います。