猫さんのダイエット、成功させたくありませんか?
うちの子ちょっと太ってきたかも…、動物病院にいったら「ちょっとポッチャリしてるね…」って言われてしまった、など、猫さんのダイエットを意識するタイミングってありますよね。
特に病気だとか切迫している状況ではないけれど、これからの猫さんの健康のために軽いダイエットをさせてあげたい、そんなあなたにピッタリな方法をご紹介しますね。
生活の中ですぐに実践できるものばかりなので、ぜひ取り入れてみてくださいね^^
目次
猫さんのダイエットを成功に導くコツ!
ダイエットを成功に導くコツはズバリ、カロリーの管理です!
猫さんも人間と一緒で、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、どんどん太っていきます。
なので、摂取カロリーを減らすか、消費カロリーを増やすかを考えていきましょう。
猫さんが肥満かどうかを見極める目安は、ページ下部で紹介していますので、気になる方は下の方をご覧下さい。
キャットフードを変えて摂取カロリーをおさえる
まずは、猫さんにあたえているキャットフード・おやつなどを見直してみましょう。
今あげているキャットフードの量を減らす
単純に今食べているフードの量を減らすことで、摂取カロリーを抑えることができます。
肥満脱却のために、心を鬼にしてご飯を少し減らしてあげましょう。1食につき3分の1でも減らすと結構変化が出てきますよ。
しかし飼い主としては猫さんのご飯の量を減らすというのはなかなか心苦しいところもありますよね。
大体肥満傾向にある猫さんは食いしん坊だったりしますから余計にかわいそうに思えてきます。
そんなあなたには次の方法をお勧めします。
低カロリーのキャットフードに変える
猫さん用のキャットフードの中にはカロリーを抑えたダイエット用のキャットフードがあります。
同じカリカリの量でもカロリーを抑えることができるので、猫さんにとってはしっかり食べることができるのでいいですね。
低カロリーフードの中にもチキンやお魚、ターキーなどいろいろな味を選ぶことができるので、猫さんの好きな味を選んであげるとよりご飯の満足度が高まりますね。
ちなみにサスケはお魚のキャットフードが大好きです。フィッシュ系はもともとカロリーが低めなので、しっかりご飯を食べて摂取カロリーを抑えるようにしています。
消費カロリーをふやす!
どうにも食いしん坊でご飯を変えることが難しい、という子にはしっかり運動してもらって消費カロリーを増やしましょう。
運動といっても、人間のようにトレーニングに励まなくても大丈夫。
普段の生活の中で取り入れることができる、カロリーの消費方法をご紹介します。
ご飯を高い場所であげる
いつもご飯はどこであげていますか?
多くの方は床や食器台にお皿を置いて猫さんにご飯をあげていると思います。
そのご飯を、キャットタワーや本棚などの高い位置に置いてみてください。
猫さんは自分でご飯の置いてある場所まで登っていかないと食べられないような場所に置きます。
そうすることで、ご飯を食べるために飛んでその場所に向かうという行動が生まれます。
猫さんにとって上下運動をすることはストレス発散にもなりますし、運動にもなります。
ご飯を食べる前に軽く運動し、食べ終わってから下に降りてくることもまた運動になりますので、床でご飯を食べるよりもカロリーを消費することができるんですね。
実際にサスケはこの食事方法で、失ったていた腰のクビレを取り戻すことができました!
また、運動にもなっているので、ただ痩せたといよりは筋肉も発達してがっしりした体つきになりましたね。
人間でいうところの細マッチョのようです^^;
背の高い家具があれば一番良いですが、ない場合は椅子やローテーブルの上でもいいと思います。
飛び上がるという運動ができれば少なくともカロリーは消費されますので、時間をかけて無理なくダイエットしていくのがいいと思います。
おもちゃで遊ぶ
ご飯だけでなくおもちゃで遊ぶ時も少し工夫できます。
単純に猫じゃらしを振るのではなく、家具の上などで猫じゃらしを振って猫さんを高いところに誘導し、そして降りる。
これを繰り返すことで普通に遊ぶよりもはるかに多い運動量が得られます。
平面をダッシュするのもいいですが、猫さんは飛び上がったほうがカロリーをより多く消費するのでおすすめです。
おデブが進んでいる子は体が重いのでなかなか遊びも億劫になる子もいると思います。
そんな子は無理やり高いところへ誘導するのではなく、椅子の上や段ボールの上など低い位置から始めて、だんだんと登る高さをあげていきましょう。
痩せてくると体が軽くなるので、猫さんも遊びの楽しさに目覚めてきます。
一緒に遊ぶことで猫さんとのコミュニケーションにもなりますし、ダイエットにもなる、一石二鳥というわけです。
おねだりに負けない
最近は猫さんのおやつもいっぱい売ってますので、ついついかわいい我が子に与えてしまうという飼い主さんも多いと思います。
またおやつのおいしさを覚えた猫さんは、かわいく飼い主さんにおねだりしたりしてきますよね。
しかし、いつも通りキャットフードをあげたのならば、おやつをあげるとカロリーオーバーになってしまいます。
その時はぐっと我慢しておねだりに負けない心が必要です。
もしどうしてもおやつをあげるのならば、キャットフードの量を減らしてカロリーを調整して下てください。
カロリーを飼い主側で調整してあげられるのであればおやつも多少はいいと思いますが、おやつは基本的に総合栄養食ではないので栄養は偏ってしまいます。
最近は猫缶(ウェットフード)でも総合栄養食のものありますので、おやつを頻繁にあげてしまう方は、何回かを猫缶に置き換えてみるというのも有効かと思います。
猫さんの肥満の目安
猫さんは性別や体格、猫種によっても体重は変わってくるので、なかなか標準体重で肥満かどうかを測るのはプロでないと難しいところがあります。
なので私たちの様な一般飼い主は、体型で肥満かどうかを見てあげましょう。
標準な体型の猫さんは腰回りにくびれがあります。
立っている猫さんを真上から見てみましょう。
左の様にこの程よいくびれがあるのが標準体型です。
デブ猫さんは腰回りにもたっぷり脂肪がついて膨らんでいるように見えます。
瓢箪やヘチマの様な形をしていますね(右側)
こうなってくると、まさに肥満猫ですね。
逆にくびれが深すぎると今度は痩せすぎ問題が出てきますが、今回はそこには触れないでおきます。
健康的にダイエットすることでしっかりくびれも手に入れてスマートなボディになるのは、猫さんも人間も変わらないですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
猫さんの肥満の原因、摂取カロリーと消費カロリーのバランスをしっかり保ちながら、食事や運動でカロリーを調整してダイエットを成功に導いていきましょう。
今回紹介した方法は、普段の生活の中で簡単に取り入れることができると思うので、デブ猫さんや猫さんの肥満を気にしている飼い主さんはぜひ取り入れてみてくださいね。
デブ猫さんもかわいいけど、猫さんの健康寿命のためにも標準的な体型を保っていきたいですね。