みっくすです。
歯磨きが苦手な猫さんの中には、長い時間されるのが無理な子や、触られるくらいならOKな子、いろんな子がいると思います。
この中に歯磨きが苦手な猫さんはいますかー?
もう口にさわられるのも無理っ!あり得ない!って猫さんはいませんかー?
あ、いた!
そんなあなたとあなたの猫さんにおくる、猫さんの歯磨きを超簡単にする方法を書いていきますね!
目次
舐めるだけでOK!?歯磨きジェルとは?
私、みっくすがお勧めする、一番簡単にできる歯磨き方法。
それは歯磨きジェルを使う歯磨きです。
一般的に歯磨きジェルとして売っているものを見ると、何となく「歯ブラシにつけて使うものなのかな…」って思いますよね?
私もはじめはそう思っていて、「歯ブラシで歯磨きできる子じゃないと無理じゃん!」って思っていました。
ところが、歯磨きジェルって、なめるだけで効果があるものもあるんです!
歯磨きジェルの説明をしっかり読めばわかるのですが^^;雰囲気で歯ブラシにつけるものだと思っていました…!人間のものだとそうですもんね。
舐めるだけってどういうことなの?ってところですが、ジェルをなめることで、ジェルに含まれている乳酸菌や酵素がお口の中に広がって、お口の中の悪玉菌などをやっつけてくれるということなのです。
お口の中の悪玉菌などの悪い菌は口臭の原因になっていたりするので、この菌をやっつけるだけでも口臭にはかなり効果があります。
また、この有効成分たちは歯への歯垢の付着も防いでくれるので、歯周病予防にもなります。
すでについてしまった歯垢を落とすという働きはしないようなので、ついてしまった歯垢は歯磨きやスケーリングで取り除くのがよいでしょうけども、歯磨きできない子にしてみれば、これ以上歯垢をつくのを予防できるだけでもかなりうれしいでよね。
舐めるだけでOKなので、飼い主の指に少しジェルをだして猫さんが舐めに来てくれれば万々歳です。
ジェルのにおいが気になってなめてくれればいいですが、逆に気になってなめてくれない猫さんもいるかと思います。
そんなときは猫さんの隙を狙って、口元にペチャっと付けてしまいましょう。
口周りにつけることができれば猫さんも「何かつけられた!」と思って、自分でそのジェルを舐めてキレイにしようとします。そのまま猫さんのお口の中にジェルが入ればOKです!
お口の中にジェルが広がって、デンタルケア終了というわけです!
ね、簡単でしょ?
口につけなくてもOK!?歯磨きジェルの使い方
猫さんの隙を狙って口元につけられればいいですが、それすらも警戒する猫さん、いますよね…。
特に元野良猫さんだった子などはかなり警戒心が強いと思います。
そんな猫さんは、まず飼い主がそばにいても落ち着ける雰囲気を作ってあげて下さい。
気持ちいいところを撫でてあげたりして、まったりモードになったら、手の甲にそっと歯磨きジェルを塗ってあげてください。
猫さんもはじめは「うわっ!なんか塗られた…!」という感じになって、手を振ってジェルを飛ばそうとするかもしれません。(ジェルの量が多いと飛んでしまうかもしれないのでご注意を。)
次第に塗られたところを自分で舐めてキレイにしだします。
猫さんはキレイ好きですから、自分の身体になにか付いたらなめてきれいにする、その習性を生かした方法です。
あとはお口の中に有効成分が広がって、デンタルケアおしまいというわけです。
こちらも簡単なのでお勧めですよ!
ジェルなら猫さんにも飼い主にも優しい!
歯ブラシや歯磨きシートでデンタルケアする場合は、どうしても猫さんを拘束してやらないといけないので、ストレスに弱い猫さんだとかなり嫌がって疲れてしまいます。
飼い主さんも、嫌がる猫さんの口に無理やり歯ブラシやシートを押し付けているように思ってしまったり、逃げる猫さんを追いかけまわしてしまったりでかなり疲弊しますよね。
歯磨きジェルを使うと、行う時間は一瞬で済みますし、猫さんにとってついたジェルを舐めるくらいなら、身体をきれいにしたい行為の延長のようなものだし、飼い主にとっても「嫌がる猫さんを無理やりに」感が少ないので、双方低ストレスでおこなえます。
猫さんにも飼い主さんにも優しいデンタルケアなんです!
まとめ
いかがだったでしょうか。
どうしても歯ブラシや歯磨きシートを嫌がったり、おやつも食べない、おもちゃでも遊ばない猫さんには、ぜひ歯磨きジェルを使ってデンタルケアをしてあげてください。
ジェルを使ってデンタルケアをしながら徐々に歯ブラシや歯磨きシートで歯磨きする練習をしていくのが、歯垢をお口の中にためないためにも良いかと思います。
歯周病のリスクが減るということは、猫さんの健康にとっても飼い主さんにとってもうれしいことなので、ぜひ試してみてくださいね~!