夜の11時位から夜中の2時3時の間に開催される猫さんの大運動会に悩まされている方へ。
自身の睡眠もさることながら、このドドドドドという音、賃貸マンションなどに住んでいると、下の階には響いていないかな?と心配になりませんか?
夜中ですし、下階の住人の睡眠を妨げていないかとか、いきなり怒鳴り込んでこられてトラブルにならないか等とても心配になります。
猫さんが本気で走り回ったときの音の煩さは、猫の飼い主にしか理解できない様です。
私も下階の住人と近隣トラブルにならないかと心配で色んな人に相談しましたが、特に猫を飼ったことがない人には
「猫なんて体も足も小さいんだからそんな気にしなくても大丈夫でしょう~」
なんて言われました。
全く相談に乗ってくれないんですね…。
そんな方も多いんじゃないかなぁと思い、私がやっている猫さんの足音対策をまとめていきますね。
目次
床にマットを敷く
一番初めに思い付くのはやっぱり床にマットを敷くことですよね。
我が家では色々マットを試してみて、足音もよく吸収し、使いやすいマットを見つけました。
試したマットは、滑り止めマット、コルクマット、タイルマットで、現在はタイルマットを使い続けています。
一つずつ特徴を見ていきましょう。
滑り止めマット
これは、足音対策としては使えません。
フローリングで走るよりも滑らなくなるので、猫さんにとっては安全な環境になりますが、足音対策には不向きですね。
カラーボックスなどの天板に敷いてあげるとちょうどよい滑り止めになります。
コルクマット
これはめちゃめちゃ足音を吸音します!
厚さが1cm近くあるコルクマットもあるので、厚ければ厚いほど安心です。
キャットタワーや棚からの飛び降り着地も、コルクマットなしなら「ドン!」ですが、コルクマットありなら「トン!」くらいになります。
足音に関してかなり効果を感じたのはコルクマットですね。
ただ、最強のデメリットがあります。
爪研ぎしちゃうとコルクカスがボロボロと出てきてしまうこと。
段ボール等の爪研ぎ器のみでしか爪研ぎしない子なら問題ないと思いますが、うちの猫さんの場合、コルクの研ぎ心地が気に入ったのか、床に敷き詰めたコルクマットいたるところで爪研ぎしてしまい、部屋中カスだらけに…!
しかもそのカスを食べちゃうという問題行動も出てきたので、コルクマットの使用を敢えなく中止しました。
床で爪研ぎしない子には超おすすめです。
タイルマット
最後にたどり着いたのが、タイルマットです。
一般的なタイルマットの厚さだと5㎜とかそれくらいなのですが、8㎜のコルクマットを使っていたのでせめてそれ以上の厚さがいいと思い、いろいろ探しました。
そしてたどり着いたのが、10㎜のタイルマットです!
しかも置くだけで床に吸着してくれるので、裏面がゴムのものよりもずれたりしないもの!
これを敷いてからは猫さんが運動会をしても、まぁ大丈夫だろうと思うようになりました!
安心感がすごい。10㎜ですからね。
しかも表面はループになっているのである程度クッション性もありさらに音を吸収してくれているような気がします。
我が家ではこの10㎜タイルマットを部屋全面に敷いています。
床暖房はないので、聞くかどうかはわかりませんが、メーカーによっては10㎜でも床暖房OKのものもあるみたいですね。
我が家では冬はタイルマットの上にホットカーペットを敷いています。
タイルマット下のカビなど気にはなりましたが、冬の間1シーズン使って、ホットカーペットを外すときに一度タイルマットも外して掃除しましたが、カビは生えていませんでした^^
寝る前によく遊ぶ
夜中の運動会は、もしかしたら猫さんが運動不足のために無性に走り出したくなっているのかもしれません。
日中仕事で飼い主が家にいないと、猫さんは日中ずっと寝ている可能性がありますからね。そりゃ体もなまります。
なので、まだ夜中になる前、騒音が多少許される20時~21時くらいまでに猫さんをしっかり遊ばせてあげるとよいでしょう。
猫さんが一番テンションの上がるおもちゃでしっかり遊んであげてください。
ボールを投げてもよし、じゃらしで遊びぶもよし、ジャンプできるような遊びだとよりよいと思います。
ジャンプして遊ぶ場合は、遊んでいる時の騒音でトラブルになる話も聞いたことがあるので、できたら飼い主の布団の上やクッション性の高いところで遊んであげましょう。
遊び疲れて、飼い主が寝るタイミングで猫さんも寝てくれた万々歳ですね。
我が家ではなかなかそうはいきませんが^^;
でもうまくいくときもあるので!
一度下の階にご挨拶に行く
賃貸マンションに引っ越してすぐであれば、お部屋の両隣と下の階にご挨拶に行くのはマナーですよね。
最近では挨拶に行かない方も増えているようですが、猫さんと一緒に暮らしているなら挨拶に行っておいた方がいいと思います。
ずっと住んでいた部屋でも、猫さんと暮らし始めるタイミングで一度ご挨拶に行きましょう。
その際に「猫がいるので、もしうるさかったりしたらすみません。」と一言加えておきましょう。
下の階の方には「一応床にマットなど敷いてはいますので…」と言っておきましょう。
誰しも自分の住環境に気を使ってくれていると思うとうれしいものです。下の階の方に迷惑にならないように対策は万全にしていますが、もし万が一うるさかったらすみませんということが伝わればOKですね。
我が家のマンションはペット可のマンションですが、引っ越した際に両隣と下の階にはご挨拶に行きました。
するとどちら様もわんちゃんを飼われていて
「うちの犬の方がうるさいと思うから気にしないでね~」と優しく言っていただけてホッとしました。
ちなみに、猫さんを飼っていることを周りの住人に知っておいてもらうと、もし猫さんが脱走したり、ベランダに出てしまって隣のベランダまで行ってしまったときなどに、協力を依頼しやすくなります。
まとめ
猫さんは夜行性なので、夜中に走り回ることはある程度仕方ないことです。
ただ、近隣の住人の生活を妨害するようなことがあってはやっぱりいけませんよね。
みんながみんな猫さんに理解があるとも限りません。
最近ではペット可のマンションなのに騒音トラブルになるという話も聞きます。
床に敷くマットや、遊びの工夫など、自分の部屋の中でできる騒音対策などはしっかりしたうえで、もしトラブルになったら自分で解決しようとはせずに、管理会社や大家さんに相談してみましょう。