ワンルームなど、狭い賃貸などのお部屋で猫さんと暮らすときに気になるのが猫さんの運動不足。
それを解消してくれるものの1つに「キャットタワー」があります。
いろんなメーカーから様々なキャットタワーが発売されていますよね。
ただ、正直どれを選べばいいかわからない…
ならば作ってしまおう!
と思っているそこのあなた。
私が自作キャットタワーをおすすめしない理由をとりあえず聞いて下さい。
目次
DIYブームで自作キャットタワーが増えた
空前のDYIブームにより、お家の中の家具を自分で作ったり、デコレーションしたりする方がめちゃくちゃ増えましたね。
猫さんの飼い主の中でも、ケージやキャットタワーを手作りする方が増えてきました。
「キャットタワー 自作」などで検索するとかなりの数のDIYキャットタワーが出てきますね。
画像検索をすると、どんなキャットタワーを作ったのかも写真で見ることが出来ます。
皆さん、猫さんのことを想っていろいろ工夫されているのだと思います。
しかしながら、わたくしとしてはこんなことを思ってしまうのです。
「これって、危なくないのかな?」
自作キャットタワーのメリット
自作でキャットタワーを作るメリットをまとめていきます。
安く作れる
販売されているキャットタワーは材料費の他に人件費やら輸送費やら色んな経費がかかって、それなりのお値段になっていますよね?
自分でキャットタワーを作ってしまう場合は、材料費と運搬費くらいの出費で済みますから、作るキャットタワーの大きさにもよりますが市販のものよりは安く作ることが出来ます。
大きさを自由に決められる
安さの他にメリットだなと思うのは、部屋のサイズに合わせてキャットタワーの大きさを決められることですね。
狭い部屋に住んでいると、できるだけ省スペースのものがほしかったり、家具と家具の間にキャットタワーを置きたいと思いますよね。
自作だと、自分のお部屋の置きたいスペースを計ってピッタリに作ることが出来ます。
このように、自作キャットタワーのメリットは非常に魅力的ではあるのですが、わたくし的にはデメリットの方が気になってしまいます。
自作キャットタワーのデメリット
ぶっちゃけ危なくない?ってことです。
まず一番気になるのが、素人が作っても大丈夫なもんなのか?ってところです。
職業的に、人が乗っても大丈夫なものを作っている方だったり、力学的なことを勉強されて、安全な負荷とか重量とかを計算できる方なら何の問題もなくお任せ出来るのですが、
ただ安くあげたいというだけの考えならば、猫さんのためにもキャットタワーの自作はしないでほしいです。
設計の時点でバランスが計算されてなくってキャットタワーが転倒したり、ヤスリがけが甘く猫さんの肉球を傷つけたり、トゲが刺さって怪我をしたりする可能性があります。
また、市販のものを真似て、麻縄を柱に巻き付けて爪研ぎにしてあげようとしても、縄の締めや固定が甘くすぐ外れてしまったりもあります。
それを食べちゃう子もいるでしょう。
市販のものでも、粗悪なものはあると思います。
でも飼い主が愛猫のためにと想って作ったもので、猫さんが傷つくのは一番悲しいことだと思うんですよね。
そこで、どうしても市販のものは買いたくない方のために、家のもので実践できることをご紹介しますね!
キャットタワーがなくても家具の配置で工夫できる!
猫さんのためにキャットタワーを置いてあげるというのは、乗ったり降りたりという上下の運動をさせてあげるためでもあります。
猫さんはもともと木の上で暮らす動物だったので、上下に運動することが得意でストレス発散にもなるんですね。
と言うことは、キャットタワーを使わずとも上下に運動できる環境を作ってあげればいいのです!
例えば、タンスの上に登れるように横にカラーボックスを置いてあげたり、本棚を階段上にしてあげて、一番上にベッドを置いてあげたりする工夫は、今家の中にあるものでも出来るのではないでしょうか。
ちなみにうちでは、冷蔵庫の横にメタルラックに乗せた食器代をおいて、そこに登れるように近くに椅子を置いて動線を作っています。
ワンルームのお部屋ではなかなか家具をいっぱい置いたりするのは難しいかもしれませんが、カラーボックスやメタルラックを使って収納を作るついでに猫さんの登れる場所と動線は工夫次第で作ってあげることができますよ!
まぁ正直ワンルームだと、つっぱり型のキャットタワーが一番おすすめではあります。省スペースだしね。
まとめ
キャットタワーのDIYは危ないんじゃないかなというお話でした。
私的にはやっぱりお部屋と猫さんに合った大きさのキャットタワーは購入してあげるのがいいんじゃないかなと思います。
売ってるものは案外しっかり設計されています。
1回買えば3年くらいは持ちますので、猫さんの安全面を考慮しても、市販のものを購入するのをお勧めします。