猫さんがお家にある電源コードやコンセントを噛んでしまったりすることって、ありますよね。
コンセントなどは電気が通っているものですから、家電が壊れるのはもちろん、猫さんが噛んで感電しないかとかとても心配です。
我が家でも、コード噛み噛み問題は結構深刻でして、いろいろ対策をしています。
今回は、コードを噛んでしまう猫さんの対策としつけはできるのかどうかを見ていきたいと思います。
目次
噛むコード・噛まないコードを見極めよう
電源やコンセントは家の中のいたるところにあると思いますが、猫さんに狙われるコードと、狙われないコードってありませんか?
我が家では、電源タップのコードのように太いものは全然狙われませんが、イヤホンやスマホの充電ケーブルなどの細くて柔らかいコードはすぐに狙われて噛みちぎられてしまいます…!
実家の猫さんなどは、コードには一切見向きもしません。
猫さんによって好みのコードは違うみたいです。
なので、まずは猫さんがどんなコードに興味があるのかを見極めてみましょう。
その際、コードをかじられたり、噛んで飲み込んでしまわない様に気をつけてくださいね。
コードを噛まれないための定番アイテム
猫さんのお好みのコードが分かったら、次にコードを噛まれない様にする定番アイテムを使ってみましょう。
これは100均などでも売っていますよね。
本来はいつくかのコードを束ねてコンセント周りをスッキリさせる便利グッズです。
こちらをよく噛まれる種類のコードに巻いていきます。
これを巻いたからと言って噛まれなくなるわけではありませんが、噛まれたときの被害が少なくて済みます。
今まで噛みちぎられていたものが、このカバーに歯型が残る程度で済んだりします。
細いコードにはちょっと大きすぎるかもしれませんが、コードが太く、固くなることで猫さんの興味を削ぐこともできているのでしょう。
我が家ではこれを巻いているコードは3年間断線被害を受けておりません^^
うっかりコード出しっぱなしにしているとやられてしましますが…!
最近もBluetoothのイヤホンをコンセントに挿してむき出しの状態で充電してしまい、一晩の間に噛みちぎられていました…。(7500円もしたのに)
猫さんが苦手な柑橘系のニオイのするしつけ用スプレーをコードにかけておくという手もあります。
しかし、猫さんによっては柑橘系のニオイが全然平気な子もいますから、買ったものの効果を実感できない場合もあります。
因みに我が家のサスケは柑橘系大丈夫なので、このリンゴの苦みを抽出したスプレーを試しましたが、効果なしでした!
むしろ湿布薬のニオイのほうが苦手なので、湿布を巻いてニオイをつけることで、2,3日はコードに近寄らせないことができました。
それでも2,3日で効き目は切れますので、やはりコードカバーが無敵だなと思いますね。
そもそもなぜコードを噛むのか
猫さんがコードを噛んでしまう理由はいろいろあるようです。
子猫の場合
- 乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで歯がゆい
- おもちゃだと思ってじゃれている
- 飼い主の気を引きたい
などがあげられます。
成猫になってからも噛み癖が抜けない子は、だいたい子供の頃からの癖が続いているといった感じです。
しかし、成猫になると噛む力も強くなりますので、コードが噛みちぎられるまでが速いですね。
飼い主が寝ている間に猫さんがコードを噛みきってしまうのは、自分だけ起きているのが寂しくて、飼い主に気づいてもらいたいかららしいですよ。かわいいですね。
しかし、かわいいとばがり言ってられないので、コードしっかりカバーしておくか、猫さんが開けられないような引き出しなどにしっかりなおしておきましょう。
もしコードを食べてしまったら
もしも猫さんがコードを噛み切って、食べてしまった様な痕跡を見つけたら、まずはうんちをチェックしてください。
コードがうんちと一緒に出てきているかもしれません。
食べたであろう長さと、うんちに出てきている長さが同じくらいで、血便などになっておらず、猫さんの調子もいつもと変わらなければ、しばらく様子を見てもいいでしょう。
もし、食べたものがうんちに出てきていない、血便が出ている、猫さんが具合悪そうにしているなどの症状に当てはまることがあれば、出来るだけ早く動物病院の診察を受けましょう。
異物を体内に入れると、吐くかうんちとして出すかで体の外に排出しようとしますが、それが出来ないと腸で詰まって腸閉塞になる可能性もあります。
腸閉塞になると排出が出来ないので、命に関わる事態です。
開腹手術も必要になる可能性もあります。
一番は、猫さんにコードを噛まれない様に心がけることですが、もし食べてしまったら早急に上記のことをチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
おうちの中にある電源コードやコンセントは出来るだけ猫さんの口に入らないように隠すか、噛みちぎられない様に工夫してあげてください。
もし飲み込んで、自力で体外に出せていない場合は、動物病院で診てもらってくださいね。