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毛玉を吐かない猫は逆に大丈夫?吐かない猫の対処法。

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猫さんはよく毛玉を吐く動物です。

でも、中には毛玉を全然吐かない猫さんもいます。

「猫はよく吐く」が常識の様になっているので、あまりに吐かないと逆に心配になっちゃいますよね。

うちの猫さん全然毛玉を吐かないけど、逆に大丈夫なの?

そんな飼い主さんに送る、吐かない猫さんのための対処法をお伝えしますね。

目次

吐かない子はうんちで出している…!

まずは、吐かない猫さんのうんちをよく見てみてましょう。
可能なら割ってみてください。(もちろん手を汚さないようにしてくださいね…!)

うんちに毛は混ざっていますか?
吐かない猫さんの大半は、こうしてうんちと一緒に毛玉を排泄することができています。

短毛の猫さんや、短毛の中でも更に毛が短い・細かい・柔らかいような猫さんは、毛が体内で吐き戻しを促すほど刺激を起こすことが少なく、そのままうんちになって出てくるのです。

この場合は全然問題ありません。

むしろ毛玉吐きの後片付けの手間が減って飼い主的には猫さんに感謝しかありません!ありがとう!

吐きたいけど吐けない子

吐かない子でもたまに嘔吐をもよおして「うぇっうぇっ」とするときがあります。

そこで吐く子もいるのですが、特に吐くほど毛玉が溜まっていない子は吐き出さずに終わってしまいます。
それはそれでなんか心配になりますよね。
そんな子には、うんちからちゃんと排泄できるように、ごはんでケアしてあげることもできますよ。

毛玉ケアのキャットフード

毛玉ケアのキャットフードは普通のフードよりも多くの食物繊維が含まれています。

本来肉食である猫さんに食物繊維をあげること自体に否定的な意見もありますが、私は毛玉をケアするために多少の食物繊維を摂取するのはありだと思います。

ただ気になるのは穀物などがベースになっている食物繊維の場合。穀物はアレルギーが出てしまう可能性もありますから避けたいところですよね。

できればイモ類ひよこ豆などからなる食物繊維を含んでいる毛玉ケアフードを選んであげるのがよいかと思います。

ひよこ豆は低GIで、栄養価が高くておすすめです。

おやつで毛玉ケア

主食のキャットフードは変えたくないって方のために、おやつでも毛玉ケアできるものがあります。

ペットショップなどに行くとおやつコーナーに置いてあることが多いですね。
スナックタイプのものやペースト状のもの、猫さんの好みに合わせて選んであげるといいと思います。

毛玉除去剤を使ってみる。

全然毛玉を吐かないし、うんちを見てもなんだかよくわからないなぁと思ったら、毛玉除去剤を使ってみるのもいいと思います。

ねばねばしたペースト状のものが多く、猫さんのカタダに吸収されない油で構成されています。その油を体の中に入れることで、毛玉をうんちを一緒につるんと出してくれるんですね。

サスケも使ったことがありますが、案外嫌がらずに舐めてくれますし、舐めたあと2・3日後のうんちはすごく毛だらけでした…!

心配な方は一度お試してみてくださいね。

毛球症にはご注意を

毛玉は吐かないし、うんちにもあまり毛が見られない…。
もしかすると毛球症なっているかもしれません!

こんな症状が出ていたら要注意です。

  • 食欲が明らかにない
  • 吐きたいけど吐けない
  • 便秘が続いている
  • お腹を触られるのを極端に嫌がる
  • 毛球症はお中に毛が詰まる病気ですから、お腹周りに症状が出ます。
    これらのことが気になるようでしたらすぐに動物病院に行きましょう。

    まとめ

    いかがでしたか?
    うちの猫さんは吐かないからと言って、そこまで深刻に悩む必要はありません。

    しかし、毛球症などの病気があることを知っておくだけで、もし家の猫さんに異常があった場合に対処してあげられますね。

    猫さんのうんちは片付けるたびにチェックしてあげましょう。猫さんの体になにか異常があったらうんちに現れることが多いので、チェックしていてそんなないはずです。

    なにか異常をを感じ取ったらすぐに病院に連れて行ってあげてくださいね。

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