猫さんをブラッシングしようとすると、ブラシを毛に当てただけで噛んでくる!
そんな経験はありませんか??
飼い主的にはブラッシングすることで猫さんにとってもメリットがあるのをわかっているので、おとなしくブラッシングされてほしいところですが、なぜか逃げるとかではなく、噛みにくるんですよね^^;
なんとかこの噛みつき猫さんにブラッシングしてあげたい、そんな飼い主の方はぜび今回紹介する方法を試してみてください。
目次
そもそもなんで噛むの?
ブラッシングをしているときに猫さんがブラシを噛んでくるというのは、一概に嫌がっているということではありません。
猫さんの様子はどんな感じが見ていきましょう。
手でブラシを手繰り寄せて噛む
鳴いたり唸ったりせずに、ただブラシを口に入れようとしたり、手などを起用に使って飼い主からブラシを取り上げて口に含もうとする場合、じゃれている可能性が高いです。
飼い主が動かすブラシの動きが気になるのか、おもちゃと同じような感覚になっているのでしょう。
その場合は本気で嫌がっているわけではないので、ブラシを噛ませながらブラッシングを続けても問題ありません。
だんだん気持ちよくなってきたらリラックスしてくれると思いますよ^^
目を吊り上げて唸りながら噛む。
これはもう完全に怒っています><
取り上げずブラッシングを中止して、猫さんが落ち着きを取り戻すまで待ってあげましょう。
その時に撫でたりしようとしても、噛まれる可能性があるのでご注意くださいね。
そもそもブラシが嫌いな子は、この状態になることがあります。
嫌いなことを続けることによってますますブラッシングが嫌いになってしまうかもしれませんので、とりあえずそっとしてあげるのがいいでしょうね。
ブラシは毛質に合っているか?
ブラッシングを好きになってもらうためには、まずブラシを好きになってもらうのが手っ取り早いです。
猫さんがブラシを好きになってくれると、ブラシを出しただけで自分からブラシへスリスリしに来てくれたりします。
そうなると、もういくらでもブラッシングさせてもらえますね。
猫さんにブラシを好きになってもらうためには、猫さんにとってどんな硬さのブラシがいいか、どんなタイプのブラシが好きなのかを判断してあげるとよいです。
ブラッシング用のブラシは、ラバータイプ・コームタイプ・スリッカーブラシ・獣毛タイプ・手袋タイプなどいろいろな硬さ・形状のものがあります。
全部買って試してみるのが一番いいですが、無駄な買い物にもつながってしまいますので、一応参考までに私が考える猫さんのタイプと合いそうなブラシのタイプを書いておきますね。
ラバータイプ
短毛の猫さんにはラバータイプがいいと思います。抜け毛もしっかり取れますし、ゴム製なので皮膚への負担も少なくマッサージ効果も得られます。飼い主がガシガシブラッシングしたとしても、猫さんを傷つける心配も少ないです。
抜け毛が面白いくらいによく取れるので、ブラッシングのやりすぎには注意してくださいね。やりすぎると、ハゲます^^;
コームタイプ
長毛の猫さんの日ごろのお手入れにはコームタイプがおすすめです。
コームタイプでは抜け毛はそんなに取れませんが、毛の流れを保つのに毎日お手入れをするブラシとしては手軽でよいです。
特に長毛の猫さんは体に毛玉ができやすいので、毎日のブラッシングが欠かせません。
毎日がっつり毛の取れるブラシで猫さんと格闘しながらブラッシングするよりは、2日に1回はコームで毛の絡まりをほぐしてあげる程度のブラッシングを挟む方が飼い主的にも負担が少なくて続けられます。
そういう意味ではコームはお手軽でよいですね。
スリッカーブラシ
こちらは長毛の猫さんの毛玉ほぐしに重宝するブラシですね。抜け毛も取ってくれますので、長毛の猫さんのお家には1本はあったほうがよいでしょう。
長毛の猫さんはラバーブラシなどではなかなか毛が取り除けないですから、スリッカーブラシでお手入れしてあげましょう。
ただ、スリッカーブラシのトゲトゲは皮膚に当たると結構痛いので、猫さんの皮膚に当てないようにしてあげてください。コツは「撫でる」ように梳くです。
獣毛タイプ
獣毛タイプはどんな猫さんにも使えます。また獣毛タイプはブラシの毛の密度が濃いので、何となく猫さんの舌のザラザラ感に似ているます。母猫にグルーミングされているように感じて、猫さんにとってもリラックスしやすく慣れやすいと思います。
ただ、獣毛タイプのブラシでは、毛の絡まりは解けませんし、抜け毛もそんなに取り除けないので、毛の流れを整えたり、被毛のお掃除といった役割にとどめておいて、抜け毛をとったり、毛玉をとったりするにはもう1本ブラシがあったほうがいいと思います。
手袋タイプ
ブラッシングがどうしても嫌な子には、手袋タイプというブラシもあります。
ゴム手袋のような形状で、手のひらの部分にラバーブラシのような突起がついてあって、撫でるだけでブラッシングができるという優れものです。
突起がラバーのものであればある程度抜けでも汚れもキャッチできますので、ブラシに相当なトラウマがあって、どうしてもブラッシングさせてくれない子にはこちらがいいのではないでしょうか。
ちなみに、我が家のサスケは短毛ですが、ラバータイプが超お気に入りです。
飼い主側のテクニック
ブラッシングは、猫さんが嫌がる嫌がらないはもちろんのこと、飼い主側のテクニックによっても猫さんが受け入れてくれる・受け入れてくれないは大きく変わってきます。
どれだけブラシがいいものでも、飼い主がブラッシング下手では猫さんも納得しませんよね^^;
飼い主はとにかく、無理やりガシガシとブラッシングしようとしないことが大切です。
いかに猫さんがリラックスできるか、気持ちよくなれるかを考えてブラッシングしてあげるようにしてくださいね。
おやつを与えながらや、手であごの下や首の裏側を撫でてあげながらブラッシングをしてあげるなど、猫さんにあわせて工夫をしてあげるとよいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ブラシを噛んでくる猫さんは遊んでいるのか、嫌がっているのかをよく見極めて、嫌がっているようなら猫さんがブラッシングを好きになってくれるように飼い主側でいろんな工夫をしてあげることができますね。
ぜひ試してみてください。