我が家のサスケ、イケメンなんですが(親バカ)、イケてるフェイスに残念な欠点があります。
それは、あごが汚ないこと。
あごに黒いブツブツがあり、おハゲになっている部分もあります。
これは「あごにきび」といって、立派な皮膚病のようです。
正式には「ざ瘡」「アクネ」というそうです。人間のにきびも同じような呼び方ですね。
色々調べて、サスケの場合は軽度~中度くらいの症状なので、自宅ケアを徹底したいと思います。
今回はあごにきびの自宅ケアの方法を紹介していきますね。
目次
無理やり取るのはNG!猫さんも気持ちいいケア方法
私は今まで、ウェットティッシュでゴシゴシ拭いたり、歯ブラシやコームでブツブツを取り除くことばかりを試してきました。
が、少しもよくなりませんでした。
そりゃそうです、やり方が間違っているんですもん。
あごにきびは取り方を間違ってしまうと全然よくならないし、ブツブツはとれても一緒に毛も抜けてしまっておハゲ(脱毛)になってしまう場合があります。
サスケのあごには丸いおハゲがてきてしまってます…!ごめんね!
こうならないために、そして猫さんも気持ちよく受け入れてくれるための方法をご紹介しますね。
用意するもの
用意するものはこの2つ。
コットンやガーゼの布がない場合は、普通のタオルなどても大丈夫です。
できるだけ柔らかいものを選んであげてください。
コットンやガーゼをお湯で温めて軽く絞る
お湯にコットンやガーゼを浸し、軽く絞ってください。
温度はコットンが人肌の温度を保てるくらい。
結構すぐに冷めてしまって冷たくなってしまうので、浸す時点では少し熱いお湯にした方がいいかもしれません。火傷に注意してくださいね。
ガーゼタオルや普通のタオルなどの場合は、水に浸し1分ほどレンジでチンしてあげる方が早いかも。
こちらもレンジから出した時は熱々かもしれないので火傷に気をつけて、人肌くらいまで冷ましてください。
用意したコットン・ガーゼタオルを猫さんのあごにあてる(10秒くらい)
温かいコットンやタオルであごを温めてあげる感じです。
黒いブツブツや顎の汚れを蒸気で浮き上がらせます(イメージです)
そのまま優しくくるくる拭いてあげる
浮いてきた汚れをくるくる回しながら拭いてあげます。
くるくる回すことで毛と毛の間の汚れも拭き取ることができます。
この時、力を入れないで、なんなら顎の毛を動かすような感じでくるくるします。
ゴシゴシやってしまうと、せっかく浮いてきた汚れがまたあごの皮膚に帰っていってしまいますから優しく拭き取って下さいね。
湿ったあごを乾かしてあげる
拭き終わったら、あごは結構湿っています。
そしてすぐに蒸気が冷めてつめたくなってきます。
用意しておいた乾いたタオルやティッシュなどで拭いてあげてください。
この際も優しくくるくる拭いてあげると、空気も入って早く乾きます。
ケアを嫌がる猫さんには
猫さんは拘束されるのが大嫌いですから、10秒あごにホットタオルをあてるだけでも嫌がってさせてくれない子もいるかもしれません。
私はよく寝ている時を狙ってさせてもらってます。
寝ている時にやると、起きはするのですが、寝ぼけているのかあまり抵抗されません。
それも猫さんが覚醒するまでの短い時間なのでなので、暴れちゃう子には寝起きの短期勝負で挑みましょう。
どうしても暴れてなにもさせてくれないのであれば、無理強いするのではなく、日を改めるなどして根気よくやっていきましょう。
あごにきびは1日で治るものではありません。
何日もかけて根気よく続けることが大切です。
あごにきびの原因は?
そもそもなぜ猫さんのあごにニキビができるのでしょうか。
猫さんのあごには皮脂線が多く、汚れが着きやすいのが原因なのです。
さらに、あごの下は自分の舌が届かずグルーミング出来ません。
なので、ご飯を食べた後などにカリカリの食べカスがついてしまっても、きれいにすることが出来ないんですね。
あとはストレスなども原因と言われていますので、しっかり猫さんのストレスを発散する遊びやコミュニケーションをとってあげましょう。
あごにきびが気になってきたら、飼い主が拭いてあげるのが一番効果的かもしれません。
あごにきびが出来やすい環境
あごにきびが出来やすい環境としては、あごに汚れが着きっぱなしになってしまう時間が長いことにあります。
私もそうですが、日中仕事に出てると、こまめにあごを拭いてあげるとと言うことは難しいですよね。
置き餌にしていると、猫さんが好きな時間にご飯を食べ、その度に食べカスがあごにつき、あまりよくないです。
日中、仕事などで家を空けて猫さんにお留守番をしてもらう方は置き餌をやめてみましょう。
ちょっと大変ですが、猫さんの夜ご飯が終わったら蒸しタオルであごを拭いてあげるケアをしっかりしてあげれば、少しはあごにきびもましになってきます。
また、水飲みをプラスチックのものにしているなら、陶器のものに変えてあげる方がいいです。
プラスチックの表面には目に見えない細かい傷があります。そこに付着した細菌もあごにきびの原因のひとつです。
できるだけ、猫さんのあごをきれいに保てるような環境にしていきましょう。
まとめ
猫さんのあごの黒いぶつぶつ「あごにきび」は、無理やり取らないようにしましょう。
蒸しタオルで、猫さんも気持ちよくなるくらい優しくくるくる拭いてあげましょう。
ストレスを溜めないことはもちろん、猫さんのあごをきれいに保つことが一番のケアなので、根気よくあごにきびと向き合っていきましょう!
上で紹介した我が家で実践しているケア方法は、サスケくらいの症状(黒いぶつぶつが出ていて、少しあげているところがある)だと、少しマシになることが実感できます。
おハゲが大きくなっていたり、赤くただれたりしている場合は一度動物病院で見てもらうようにしましょう。