みっくすです。
猫さんのお口の健康を守るためにデンタルケアをしてあげたいけど、歯ブラシを使うのは口を怪我させちゃいそうで苦手…そんなあなたにおすすめなのがシートタイプの歯磨きシートです。
今回は歯磨きシートの使い方をみていきましょう。
目次
猫の口に触れられる?
シートで歯磨きする場合は、指で猫さんのお口を触ることができることが大前提です。
指を猫さんの口元にそっと持っていき、お口を閉じてる状態で触れるか試してみましょう。
それすらも嫌がる猫さんもいます。飼い主さんの指を噛んでしまう子もいますので注意してくださいね。
噛んできたり、嫌がって顔をそむけたりする場合は、キャットフードやおやつなど猫さんの好きなにおいのするものを持ちながら、手で猫さんの口もを触ってみましょう。
猫さんのほうからにおいを嗅ぎにきたら、しばらくそのままにおいを嗅がせてあげてください。次第に安心してくるのを見計らって、そっと指でお口の周りを触ってみてください。
苦手な子はお口を触らせてくれるまで、数日から数週間かかる子もいます。飼い主さんの根気も必要ですので、猫さんのペースに合わせて徐々に慣れていってくださいね。
お口の周りを触らせてくれるようになったら、次に歯を触らせてもらいましょう。
指で猫さんの上唇をそっと押し上げて歯を見せてもらいます。
その隙に歯をそっと一撫で!はじめはこれでも十分です。
だんだん一撫での時間を長くしていきましょう。
急かして無理やり指で歯を触ってみようとすると、猫さんは嫌がって逃げてしまう可能性があります。1度だけならいいですが、それ以降二度と口に触らせてくれなくなる猫さんもいますので、あくまでも猫さんのペースに合わせて慣れていくようにしてくださいね。
歯磨きシートの使い方
無理なく指で歯を触れるようになったら、いよいよ歯磨きシートを使っていきます。
歯磨きシートもいろいろなものが販売されていますが、私のおすすめはガーゼタイプのものです。
指にも巻き付けやすいですし、やわらかいので猫さんの歯や歯茎にも優しくてよいと思います。
ものによってはゼオライトなどがすき込んであるものもありますが、シート自体がごわごわしているので指に巻き付けるのが難しく、猫さんの歯に当てるのも難しいです。
はじめはガーゼタイプのものを使うのをお勧めしますね。
シートで指を覆うように巻き付け(指サックみたいに)、猫さんのお口に当てていきます。
はじめは猫さんも指の感じと違うので警戒するかもしれませんが、指でお口を触って慣れさせたときのように、優しく口元に触れていきます。
抵抗がなくなってきたなと思ったら、唇を押し上げて歯に触れてみてください。
だんだん歯に触れる時間を長くしていき、最終的には指を前後に動かして歯の表面をこすっていきましょう。
一気に全部の歯を磨いてあげようとするのではなく、はじめのうちは1日1本くらいのつもりでいいと思います。
猫さんにとっても長時間の拘束は歯磨き嫌いの原因にもなりますので、今日は奥歯、明日は犬歯といった具合に決めて歯磨きしていくとよいと思います。
歯磨きシートの効果は?
歯磨きシートの歯磨き効果ですが、正直歯ブラシで歯磨きするのと比べると効果は劣ります。
しかし、歯磨きを終えた後の歯磨きシートを見ると、少し黄色or茶色くなっていませんか?
これは猫さんの歯についた汚れが多少なりとも取れている証拠です。
ですので、歯ブラシが苦手だからと言って全然歯磨きをやらないよりは、シートでも歯磨きをするほうが、少しでも猫さんのお口の中の健康のためには良いということです。
シートだけでは不安だけど、歯ブラシはなかなかできないなら、歯磨きおやつやジェルタイプ・マウスウォッシュタイプのデンタルケア商品も数多くあるので、猫さんに合わせて歯磨き方法を選んであげるとよいと思います。
最終的には歯ブラシが一番歯垢除去に効果がありますので、練習はしていくことをお勧めします^^
まとめ
いかがでしたでしょうか。
猫さんの歯磨きは、猫さんが苦手というのもありますが、人間のほうも苦手意識があったりするんですよね…私もそうでした…!
でもサスケの奥歯がだんだん黄色になってきたときは、さすがに歯磨きしてあげなくては!と思い、歯磨きスナック・歯磨きシートと段階を踏んで、歯ブラシで歯磨きができるようになりました。
歯磨きができるようになると、歯周病になるリスクも軽減できるし、口臭が減るのを実感できます。顔にスリスリしても臭くなくなりますよ(笑)
猫さんの健康のためにもぜひ歯磨きシート、歯磨きを試してみてくださいね~!