猫さんが真菌(猫カビ)になってしまった!
真菌(猫カビ)自体は、猫さんの皮膚疾患ではよくよく起こることです。
真菌(猫カビ)になってしまったら早めに動物病院の診察を受診するのがベストですが、動物病院に行くまでにちょっと時間がかかってしまったり、様々な理由ですぐに動物病院に行くことが出来ない場合もありますよね。
そんなときにちょっとでもお家でケアできる方法として、イソジンで消毒してもいいのかが気になるところです。
今回は真菌(猫カビ)にイソジンを使ってもいいのかどうか、調べてみました。
サスケ生後4か月の時に体験した真菌治療の一部始終をまとめました▽
参考: 猫の耳がハゲた!原因は真菌(猫カビ)?治療の一部始終(体験談)
目次
応急処置として
薬局に売っているイソジンは、いわゆる消毒薬なので、真菌で毛が抜けてしまった部分の皮膚の炎症からばい菌が入ったり、傷ついた皮膚を消毒するという意味では応急処置としてはありです。
実際に獣医さんでも真菌の治療の際にイソジンを塗って消毒する先生もいるようです。
ただ、菌に対する成分(抗真菌剤)が入っているわけではないので、専用の薬は動物病院の診察を受けていただいた方が絶対によいです。
イソジンを塗るということは、人間でいうところの切り傷にアロエを塗っておくくらいの、いわゆる民間療法程度に考えておいた方が無難です。
診察を受けたら真菌じゃなかったってことになることもあるかもしれませんしね。。。
猫へのイソジンの使い方
イソジンを使う場合は、薬局で売っている消毒用のものを使いましょう。
イソジンといえばうがい薬も有名ですが、うがい薬は皮膚につけるにはちょっと消毒の力がよわいです。
(人間の喉の粘膜に直接触れるからよいくらいの濃度になっているみたい)
コットンなどにイソジンをつけて、猫さんの禿げている部分にトントンとつけてあげましょう。
お禿げ周りの毛がべちゃべちゃにならないくらいの量にしてあげましょう。
そしてイソジンを塗った後は、そこを舐められないようにしましょう。
猫さんの舌はトゲトゲでザラザラしていますので、やわらかい皮膚がむき出しになっているお禿げ部分をザリザリ舐めてしまうと、皮膚が傷ついたり、最悪血が出てきたりします。
特に猫さんはキレイ好きな動物ですから、身体の一部になにか塗られたことはしっかりわかっていて、そこをキレイにしたがります。
なので、塗った後はエリザベスカラーをするなどして、患部にお口が届かないようにしてあげて下さいね
動物病院に行きましょう
猫さんにお禿げができると、ネットでいろいろ検索してしまいますよね。
うちの猫さんの症状は一体どれに当てはまるだろうと、いろんなサイトをみて、お禿げの原因はストレスかもしれない、カビかもしれない、疥癬かもしれない、など、いろんな原因がいっぱい出てきて不安になると思います。
もしかしたらこの記事を読んでくれているあなたも、猫さんにお禿げが見つかって心配で調べているうちにここにたどり着いたかもしれません。
いろんな原因や対策・対応がネット上には書いていますが、一番いい方法は、ご自身で判断せずに動物病院を受診することだと思います。
私もサスケとの暮らしの上で経験したことや、いっぱい猫さんのことを勉強して得た知識をもとにこのブログで発信していますが、獣医さんの知識量はやっぱり半端ないです。
さすがに獣医学部を出て国家試験の合格しているだけのことはあり、頭もよいです。病気の知識量も我々一般市民と比べるとケタ違いです。
ネットで調べた知識で、民間療法的な処置をしても猫さんに効いているのかどうかの判断もつけにくいですし、最悪どんどん病状が悪化していることに飼い主も気が付かない場合もあります。
なので、かかりつけの獣医さんを見つけておいて、何ならセカンドオピニオンも目星をつけておいて、何かあったときは先生に相談しに行くというふうにしておくとよいと思います。
確かに動物病院は、人間と違って健康保険も聞かないし、診察代・治療費も高いです。
それでも猫さんの健康を優先してあげたい、優先してほしいと私は思います。
とはいうものの、やっぱり治療費は高いんですよね…。それは私も感じます。
ペット保険の加入を検討しようかなと思います。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は猫さんの真菌(猫カビ)にイソジンは使っていいのかの話から、結果的に動物病院に行くべきと熱く語ってしましました。
イソジンはほんとに応急処置にしておいた方がいいと思います。
何が原因で禿げたのか私たちの目ではなんともわからないので、しっかり動物病院で検査をしてもらって、原因に合ったお薬をもらいましょう。
私がサスケの耳ハゲ(真菌)と戦った記録もぜひご覧になってくださいね。
猫のハゲは根気よく治療していくことが大切です!