家電製品にIoT技術がどんどん使われるようになり、生活がどんどん便利になってきました。
猫さんとの生活にぜひ活用したいペット用IoT製品も増えてきましたね。
今回は、働く飼い主さんとお留守番猫さんに使ってもらいたいIoTアイテムを紹介していきます。
目次
IoTを活用した猫用トイレ「ペットケアモニター「HN-PC001」」
大手メーカー・シャープがペット事業への参入を発表し、同時に猫さんのためのIoTアイテムも発表されました。
それが猫用システムトイレペットケアモニター「HN-PC001」です。
トイレの使用状況をみてIoTで健康管理
猫さんは泌尿器疾患の多い動物です。膀胱炎や尿路結石、腎臓病などの症状に早く気づいてあげられればいいのですが、猫さんがいつトイレに行っているのか、1日に何回いったのか、どのくらいの量のおしっこをしたのかなどはわかりづらく、病気の発見が遅れてしまうケースも多いです。
特に飼い主が日中外で働いていて、猫さんはお留守番をしている場合などは本当にわからないですよね。
そんな猫さんのトイレ事情を解決してくれるのが「ペットケアモニター」です。
いわゆるシステムトイレの形状をした「ペットケアモニター」はトイレの底にセンサーがついており、猫さんがトイレを使用しているときに、猫さんの体重、おしっこの量と回数、トイレでの滞在時間などを自動で記録してくれます。
そしてそのデータをクラウド上に蓄積し、私たち飼い主はその情報をスマートフォンで確認できます。
計測されたデータは、鳥取大学と共同で開発された独自のAIによって解析されて「尿の量が少ない」「トイレの使用回数が多い」などの異変を感知した時には、飼い主のスマートフォンへお知らせを飛ばしてくれるというものです。
また、寒い場所では猫さんがおしっこを我慢してしまい膀胱炎など尿路疾患につながることもあるので、トイレ周辺の温度も計測してくれるとか。
これは働く飼い主としてはかなり助かるトイレですね。
正直日中ほとんど家にいないと、猫さんがトイレに行ったのかもよくわからないときは結構ありますよね。
うんちはすぐにわかりますが、おしっこは正直直接目撃していないと、したのかしていないのかわからないです。
我が家のサスケが膀胱炎になったときも、休みの日によくよく観察していたから気づいたものの、うっかり気が付かなかったらもっと病状が悪化していたかと思うとぞっとします。
多頭飼いの場合でも首輪につける個別識別バッチで3頭まで判別することができるようです。
2018年7月30日発売で本体価格は24,800円(税抜)。そのほかにサービス利用料月額300円がかかるようです。猫砂は専用オプションとして2.5Lの猫砂(600円)とペットシーツ20枚(800円)があるようです。
猫砂とペットシーツは純正のものでなくても使えるのかな?気になるとこではありますね。
まさに猫さんのための留守番カメラ「Petcube Play」
ペット用の留守番カメラはたくさん見かけるようになりましたが、おやつが飛び出したり、声をかけることができたりと、機能的にわんちゃん向けに作られているのかな?と思う商品が多いような気がします。
そんな中、留守番カメラ「Petcube Play」は猫向けともいえる機能が備わっています…!
ねこさんが夢中になるレーザーおもちゃ装備!
あなたの猫さんはレーザーポインターで遊ぶのは好きですか?
我が家のサスケはレーサーが大好きで狂ったように遊びまくります。
そんな猫さんを夢中にさせる定番おもちゃ・レーザーおもちゃが「Petcube Play」には装備されているのです!
もちろんIoTアイテムなので、外出先からでもレーザーを起動し遊ぶことができます。
公式動画↓
これなら仕事で帰るのが夜中になりそうな時でも、時間を見つけて部屋の外から猫さんと遊んであげることができますね。
カメラで「今日はずっとて寝るな…」って日も、運動させてあげることができますよ^^
あと、これのいいところはカメラのレンズがとって広角なところと暗視機能!
138°とペットカメラとしてはかなり広角なので、猫さんにはピッタリです。正直わんちゃんを基準に作られている見守りカメラだと、お部屋の中を広く写せないんですよね。
おそらくわんちゃんは飼い主が呼べばくるのでそこまで広角にする必要がないのです。
猫さんはお部屋の中を自由に動き回るので、レンズの角度が狭いと、1日1回もカメラに映りこまないなんてこともあり得ます^^;
その点「Petcube Play」はカメラの置き位置によってはお部屋全体を写すことができるので、猫さんの映り込み確率も高まります。
また暗視機能がついているので、帰りが遅くなってお部屋の中が真っ暗になっても猫さんの姿を確認することができて安心ですね。
働く飼い主とお留守番猫さんにはピッタリのカメラです。
迷子猫・脱走猫がどこに行ったか分かる発信機「ねこもに」
仕事から帰ってきて、玄関を開けると猫さんが外に飛び出してしまった!なんてことはありませんか?
すぐに捕まえられれば良いですが、あまりのスピードに飼い主も追いつけなかったり、猫さんも物おじせずに飛び出していった場合、そのまま迷子になってしまう可能性もあります。
猫さんは基本的には自分の縄張り以外の場所に出ると、恐怖と不安で動けなくなってしまう動物です。
室内外の猫さんの場合はお部屋の中が縄張りという意識を持っている子がほとんどですから、うっかり飛び出してしまって見失ってしまうと、どこに隠れたかわからなくなってしまいます。
飼い主が見つけるまで隠れてじっとしていればまだいい方で、行きかう知らない人や車などに驚いて事故にあってしまう可能性も否定できません。
そんなときのために、猫さんの首輪につけておく発信機もIoTで操作できるものがあります。
「ねこもに」は、GPSを内蔵した発信機を猫さんの首輪につけておくことで、万が一脱走した時や迷子になったときに、猫さんがどこにいるのかをスマートフォンの専用アプリで確認することができます。
また、「ペット探偵による ねこ捜索サービス保険」もついているので、自分で猫さんが見つけられないときはペット探偵も捜査協力してくれるようです。これは心強いですね。
今のところiPhoneだけで使えるようですが、今後の需要次第でandroidでも使えるようになるかもしれませんね。
IoT技術を使った、外出先からでもご飯をあげられる自動給餌器「カリカリマシーンSP」
時間になると自動で蓋が開いてご飯を食べることができる自動給餌器は昔からありましたが、今は自動給餌器もスマホとつないでご飯をあげられるようになっています。
「カリカリマシーンSP」は、タイマーでご飯をあげる時間を設定することはもちろん、スマホから飼い主のタイミングでご飯をあげることもできます。
ごはんのことなので、もしスマホの電源が切れてオフラインになってしまったらご飯が出てこないのではないかと心配してしまいますが、あらかじめタイマーで設定しておけば、スマホがオフラインになっても自動的にタイマーの時間にご飯が出てくるので安心です。
また「カリカリマシーンSP」には、本体にカメラもついているので、ちゃんと食べているかの確認もできてよいです。
電源でも電池(単一)でも動くので、置き場所にも困らないし、もし停電などでコンセントからの電源が途絶えてしまっても、電池を入れておけばしっかり動きます。
公式動画がわんちゃんのものしかないのが残念ですが一応貼っておきます。
残業で遅くなってしまったとか、断れない飲み会で猫さんのご飯をあげる時間が遅くなってしまうとか、働いていると結構そのような局面に立たされることがありますが、IoTの自動給餌器があれば、ちょっと席を離れたときや、お手洗いに席を立つ時でもご飯をあげられますし、家の猫さんを確認出来てとっても安心ですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
働く飼い主とお留守番猫さんにとって、ペット用IoTアイテム・サービスはかなり心強い味方になってくれます。
遠隔操作できるカメラや自動給餌器は仕事中やどうしても家に帰ることができないときにはかなり便利ですし、猫さんに対する罪悪感からくる飼い主のストレスも軽減してくれます。
猫トイレは病気の早期発見にもつながる画期的な商品ですよね。ぜひ我が家でも使ってみたいと思います。
新しいものをどんどん取り入れて、猫さんが快適に暮らせる環境づくりをしていきたいですね。