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避妊・去勢後のエリザベスカラーの生活!術後服などの代用アイテムはどう?

猫のエリザベスカラー
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避妊・去勢手術を終えた猫さん、飼い主さん、お疲れさまでした。

猫さんを飼うにあたり、避妊・去勢手術をすることは大前提ですよね。

さて、手術を終えた猫さんは病院からエリザベスカラーをもって帰ってきていますか?

猫さんの首回りに巻く、半円型のプラスチックのあれです。
猫さんの首に巻くとエリマキトカゲのようになります。

エリザベスカラーをすることで得られるメリットはたくさんありますが、どうしてもエリザベスカラーを着けているのが苦手な猫さんがいるのも事実です。

エリザベスカラーを着けているときの猫さんをよく観察してみましょう。

どうしてもエリザベスカラーが無理そう!という感じなら、ほかにも方法があります。

今回は、エリザベスカラーのメリット・デメリットと、苦手な猫さんのための代用アイテムを紹介していきます。

目次

エリザベスカラーはなぜつける?そのメリットとは。

猫のエリザベスカラー・メリット
そもそもなぜ、避妊・去勢手術の後にエリザベスカラーをつけないといけないのか。
これについては病院の先生からすでにご説明は受けているかと思いますが、もう一度おさらいしておきましょう。

エリザベスカラーは、身体の一部に病気や傷などがあり、その部分を舐めたりしないようにするために猫さんにつけてもらうことが多いです。

メス猫さんの避妊手術の場合は、猫さんのお腹の一部を切って、子宮や卵巣を(またはその両方)を摘出します。
手術が終わると縫合されて、皮膚などがくっつくのを待ってから抜糸という流れになると思います。

その抜糸までの期間は、傷口が完全に引っ付いてはおらず、糸で仮止めしている状態ですから触らない方がいいですよね。

うっかり舐めてしまって傷が開いてしまっては、また病院に行って傷口を見てもらわないといけなくなります。

オス猫さんの去勢手術の場合はタマタマを切除することになり、こちらはそこまで傷は大きくなりませんが、舐めると傷口が広がりますし傷跡は消毒液が塗ってあったりするので舐めないように気をつけなければなりません。

しかし猫さんは全身をグルーミングする習性のある生き物ですから、どうしても体をしっかり舐めたがります。
特に体に傷があると、気になってそこばっかり執拗に舐めたりするんですよね。

グルーミングで傷を開かせないためにも、エリザベスカラーはとても有効です。

プラスチックの板がぐるりと首周りを覆ってくれるので、どう頑張っても体に舌が届きません。

物理的に舌が傷口に届かないので、飼い主としてもとても安心です。

エリザベスカラーをつけることによるデメリットは?

猫のエリザベスカラー・デメリット
猫さんにとってエリザベスカラーをつけることによるデメリットはどんなものがあるでしょうか。

まず、エリザベスカラーをつけることで猫さんの行動が制限されて、ストレスを感じてしまうというのがあります。

日中、家の中で自由に暮らす猫さんにとって、エリザベスカラーは慣れるまでは相当邪魔みたいです。

まず、エリザベスカラーを装着するだけで身動きが取れなくなってしまったりします。

じっと座って固まってしまう子もいるようです。

ご飯も食べない、トイレもいかないが長時間続くと心配ですよね。。。

また、装着感には慣れてきても、猫さん自身が顔周りの幅を把握していないので、お部屋のいたるところにエリザベスカラーごとぶつかります。見ていて歩きずらそうですね。。。

また、猫さんが大好きな狭い場所に入っていけないというデメリットもあります。

いつもくつろいでいる狭い場所に入っていけないなんて、なんだかごめん、と思います。

このようにエリザベスカラーをつけることでメリットもデメリットもあります。

避妊・去勢手術の場合なら手術してから1週間後くらいに抜糸に行くと思いますから、1週間くらいはエリザベスカラー生活になります。

大体初めの2.3日で慣れてくれると思いますが、2日たってもおしっこもしない、ご飯も食べないというような状況か続けば、体調不良になってしまう可能性もあります。

特におしっこが出ないと、おしっこの毒素がに溜まってしまう尿毒症になってしまいますので心配ですよね。

そんな時は、エリザベスカラー以外の方法で、猫さんの傷を守り、ストレスから解放してあげられる方法を探してあげましょう。

エリザベスカラーが苦手な子におすすめのアイテム

2.3日で慣れなかった子には、エリザベスカラー以外の方法で傷をカバーしててあげましょう。

女子限定!カラーの替わりに術後服がおすすめ

エリザベスカラーが苦手な子は、視界が遮られるのが嫌だったり、首周りを拘束されるのが嫌だったりします。

そんな猫さんにとってエリザベスカラーの嫌な部分を全てなくしてしまえるのが、術後服です。

術後服とは、手術の後の傷の保護を前提に作られた服で、猫さんには猫さんの体に合った服のことです。

メス猫さん限定にはなってしまいますが、お腹の傷をカバーするのに術後服はピッタリです。

お腹を布でカバーしてくれるので、舐めてしまっても傷に刺激を与えるのを回避することが出来ます。

ただし、術後服のほとんどが着たままおしっこやうんちができるように作られているので、オス猫さんの去勢手術(タマちょっきん)には対応していないです。

オス猫さんがエリザベスカラーでストレスを感じている場合は、別の方法を考えてあげましょう。

オス猫さんには工夫されたエリザベスカラーを

透明のエリザベスカラー
病院でもらうエリザベスカラーは、プラスチックで色が青いものが多いと思います。

なぜ青なのかはよくわかりませんが、青だと猫さんの視界が完全に遮られてしまって嫌がる子も多いです。

そこで、視界が遮られないような透明のエリザベスカラーを使ってみてはいかがでしょうか。

クリアタイプのエリザベスカラーなら、後ろの気配も感じることが出来ますし、青いものよりも慣れるのが早いです。

また、エリザベスカラーの装着自体には慣れたけれど、動き回って壁やタンスなどにボコボコぶつかってしまう子には、布タイプのエリザベスカラーもあります。

プラスチックのエリザベスカラーは結構固いので、着けたままいろんなところにぶつかっていると、首に結構な負担がかかってしまいます。

布でできているものだと、ぶつかっても大して痛くないので安心です。

装着したまま動き回ってぶつかりまくる子でも安心して見守れますね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

手術後は傷も開きやすく舐めることによって最近の感染も心配ですので、エリザベスカラーはつけておいてあげたいですが、どうしてもストレスを感じてしまう子には、エリザベスカラーの工夫アイテムや術後服などで、舌から傷を守ってあげてくださいね。

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みっくす
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